毎日新しい自分

時々、本読みの波が押し寄せてきます。

一冊読むと、その中に自分の心に響くキーワードが残ります。

ずーっと残っているもの。

時々、ふと

ああ、あんなこと書いていたな、

と頭をよぎるもの

様々です。


私はかなりそそっかしく

そのそそっかしさゆえ、

自分の間違ってしまった過去を

後悔・反省・後悔・反省

が多くありました。


超楽観的な私は、

あまり未来のことを心配しない。

緻密に未来を予想&心配できない。

パターンでいうと

2パターンくらいしか予想できない。

「うまくいく」か「うまくいかない」

この、2パターンしか予想できないのです。


で、うまくいかないときのことは

「そうなったら考える」

で、多分そうならないだろう。

となぜか、本当に思うのです。

楽観的な私。

とにかくこの2パターンのみ。

ざるのように大雑把な、

未来予想なのであります。


しかし、

未来に対してはそんなに楽観的で、

大雑把なのに、

過去に対しては、めっぽう弱く、

くよくよ後悔します。

(穴があったらはいりたいっていう

失敗が多すぎるんですけどね)


ところが、最近

そんな、くよくよから立ち直るすべを

少しずつ

身に着けてきたような気がするんです。

それは、歳のせいで、

失敗パターンが多すぎて、

失敗に慣れてきた。

のもあるし、

図々しくなってきた

(おばはん化)のもある。

でも多分、

この言葉に出会ってからなんです。


「今日一日の区切りで生きろ」

(D・カーネギー「道はひらける」)


いいですねえ。

第一章1題目の話です。

「賢者には毎日が新しい人生である」

だ、そうです。

(この本はこの章が

一番のクライマックスな気がします。)

だから、

毎日を精一杯生きよって文章

だったと思うんですが、

わたしの脳には

「昨日までの失敗を忘れて、

今日はあたらしく生きよ」

と超絶楽観的に変換されて記憶されました。

くよくよを振り切り、

毎日

「新しい自分」

として生きることといたしました。

これで、昨日の後悔もリセット

まったく違う新しい今日という舞台に立つ役者の気持ちになって

「今日」というステージに立ちます。

内気なひとだって、今日は、積極的。

ダメダメな自分だって、今日はイケイケ。

もてない自分だって、今日はモテモテ。

(いや、そういう意味の文章ではなかったが)

朝日をあびたらそれは、もう新しい自分。

やっほー\(^o^)/

毎日、いくらでも新しくなれる。



D.カーネギー

「道は開ける」創元社

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